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北辻 章浩
ぶんせき, 2015(6), p.239 - 244, 2015/06
混じり合わない二つの液相界面におけるイオンの移動反応あるいは電荷移動反応を、電気化学的手法を用いて調べた研究について、2012年から2014年までの文献を調査した。用いられた測定法ごとに分類して、その特長と発展、適用例などをまとめた。酸化還元非活性イオンの分析への適用や、界面吸着反応を利用した高感度分析の報告が多く、界面反応を利用する新規機能性材料開発などの応用研究が盛んになされている。
新井 英彦
電気学会技術報告, (810), p.56 - 58, 2000/10
電子ビーム照射により排煙中のSO及びNOを除去する技術は、現在世界的に注目されている。本報告では、このSO及びNO除去反応を電子計算機によりシミュレーションする方法の原理及び研究の現状などについてまとめた。代表的なプログラムは、ドイツ・カールスルーエ研究所で開発され、計算結果と実験値とのかなりよい一致が得られている。
B.N.Chichkov*; A.Egbert*; S.Meyer*; B.Wellegehausen*; L.Aschke*; H.Kunze*; 加藤 義章
Japanese Journal of Applied Physics, Part 1, 38(4A), p.1975 - 1978, 1999/04
被引用回数:13 パーセンタイル:53.04(Physics, Applied)完全電離原子と中性原子あるいは部分電離イオンとの低エネルギー衝突における電荷移動は、軟X線レーザー実現における有力なポンピング方法である。電荷移動による軟X線レーザーを実現するために、クラスターと原子気体の混合物を用いる方法が提案されている。高強度のフェムト秒レーザー照射により、クラスターに効率よくエネルギーが吸収され、原子気体よりはるかに高いイオン化度が得られる。すなわち電荷移動ポンピングに必要とされる非平衡状態が自動的に実現される。クラスターの電離過程、電荷移動X線レーザーの候補、予測される利得などが記述されている。
玉田 正男; 大道 英樹
Thin Solid Films, 247, p.148 - 150, 1994/00
被引用回数:10 パーセンタイル:77.59(Materials Science, Multidisciplinary)金を100nmコーティングしたガラス基板を250Kに温調し、銅とTCNQをそれぞれ2nm/minの蒸着速度で同時に蒸着した。生成した薄膜の赤外吸収スペクトルを測定した結果、銅板をTCNQのアセトニトリル溶液に接触させて合成した錯体塩の赤外吸収スペクトルに似たスペクトルが観測された。銅からTCNQへの電荷移動の割合は合成したCuTCNQでは0.6であったが、二元蒸着で作製した錯体塩では0.4であった。
日夏 幸雄; 藤野 威男
Chemical Physics Letters, 172(2), p.131 - 136, 1990/08
被引用回数:8 パーセンタイル:37.22(Chemistry, Physical)定比組成をもったウラン、セリウム二酸化物固溶体(U、Ce)Oについて電子スピン共鳴を測定した。CeUOに対して、2つのサテライトをもった幅の広いEPRシグナルが観測された。g値は2.47であった。このシグナルは固溶体中の電荷移動によるOによるものであることがわかった。大きなg値はウランイオン間の磁気交換作用を反映したものと考えられる。セリウム濃度の高い固溶体では、EPRシグナルが得られなかったが、これは結晶場の歪みが大きなためと考えられる。
中井 洋太; 白井 稔三; 多幡 達夫*; 伊藤 琳典*
Phys. Scr., T28, p.77 - 80, 1989/00
被引用回数:18 パーセンタイル:73.81(Physics, Multidisciplinary)多価イオンとH、H及びHeの衝突による一電子捕獲断面積の実験データ1316点をもとにして、解析的な経験式を作成した。この経験式は多価イオンの電荷数4以上の場合についてエネルギー領域1~10 eV/amuにわたって適用できる。この経験式によると断面積は、低エネルギー領域で電荷数qに対してq、高エネルギー領域で、qであることがわかった。
多幡 達夫*; 伊藤 琳典*; 中井 洋太; 白井 稔三; 左高 正雄; 杉浦 俊男*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 31, p.375 - 381, 1988/00
金属蒸気とH、H、Hとの衝突による電荷移動全断面積()の解析的表式を求めた。対象とした断面積は、、、、、とである。ここで下付きは水素の衝突前後の荷電状態を表している。関数形は、Hと原子分子のに対してGreen and Mc Nealにより採用された半径試験式を一部変更したものである。式に含まれるパラメータの値は、実験データに最小自乗法によりあてはめることにより決めた。式からのデータの標準偏差は7~34%であった。大きい偏差は、主にデータ間のバラツキによるためである。
中井 洋太; 白井 稔三; 多幡 達夫*; 伊藤 琳典*
Atomic Data and Nuclear Data Tables, 37, p.69 - 101, 1987/00
被引用回数:92 パーセンタイル:96.09(Physics, Atomic, Molecular & Chemical)水素原子・イオンとHe,Ne,Ar,Kr,Xe,H,N,O,HO,C,CH,CH,CH,CH,CO,COの衝突による電荷移動断面積,,,,,,の実験データを収集し、これらの断面積の経験式を作成した。
左高 正雄; 川面 澄
JAERI-M 86-154, 24 Pages, 1986/10
エネルギ-領域数MeVでの多価イオンと原子分子の衝突過程を研究する為にガスストリッパ-セルを製作した。この装置はバンデグラフ加速器からの一価イオンを多価イオンに変換するもので、ガスセルと電荷分析器の2つの部分から成り立っている。各部分の設計方針と出来上がった装置の性能が本文で述べられている。また本装置を用いて、ヘリウムの平衡電荷分布が測定され、その結果から本装置が設計通り稼動している事が示される。
中井 洋太; 白井 稔三; 左高 正雄; 杉浦 俊男
JAERI-M 84-169, 123 Pages, 1984/09
この報告書は、H、HおよびHとLi、Na、Mg、K、Ca、Rb、Sr、BaおよびPbなどの金属蒸気の電荷移動断面積の実験データを収集したものである。すなわち、上述の過程の1984年の6月末までに発表された文献を調べ、その結果をまとめたものである。断面積の値を入射エネルギーの関数として、グラフおよび数値表の形にまとめ、これに文献リストを付している。
中井 洋太; 菊地 昭*; 白井 稔三; 左高 正雄
JAERI-M 84-069, 135 Pages, 1984/04
この報告書では、He,He,HeおよびHeとHe,Ne,Ar,KrおよびXeなどの希ガスの電荷移動断面積の実験データを収集したものである。すなわち、上述の過程の1983年末までに発表された文献を調べ、その結果をまとめたものである。断面積の値を入射粒子のエネルギーの関数としてグラフおよび数値表の形にまとめ、これに文献リストを付している。
加瀬 昌之*; 菊地 昭*; 柳下 明*; 中井 洋太
J.Phys.,B, 17(4), p.671 - 677, 1984/00
0.3~3.0MeVのエネルギー領域でNeのHe,Ne,Arなどの希ガス中での一電子及び二電子捕獲断面積の測定を行った。そして、一電子捕獲断面積については、Ra-ppとFrancisの理論の比較を行った。ターゲットが、Heの場合は、実験と理論は断面積の極大値のエネルギーがずれており、Neの場合は約3倍(理論の方が小)のくいちがいがみられ、Arの場合は全く合わないことが分った。
中井 洋太; 菊地 昭*; 白井 稔三; 左高 正雄
JAERI-M 83-143, 114 Pages, 1983/09
この報告書は、H、HおよびHとHe、Ne、Ar、KrおよびXeなどの希ガスの電荷移動断面積の実験データを収集したものである。すなわち、上述の過程の1982年終りまでに発表された文献を調べた結果のものであり、断面積の値を入射エネルギーの関数としてグラフおよび数値表の形にまとめ、さらにこれに文献リストを加えている。
中井 洋太; 菊地 昭*; 白井 稔三; 左高 正雄
JAERI-M 83-013, 169 Pages, 1983/02
この報告書は、H,HおよびHとH,N,O,HO,Cおよび含炭素分子の電荷移動断面積の実験データを収集したものである。すなわち、上述の過程の1982年中頃までに発表された文献を調へた結果のものであり、断面積の値を入射粒子のエネルギーの関数としてグラフおよび数値表の形にまとめ、さらにこれに文献リストを加えた。
杉浦 俊男*
JAERI-M 82-116, 63 Pages, 1982/09
この総論は1982年1月の報告(JAERI-M・9902)の第2報である。この報告はH及びDイオンの生成とその中性化断面積のデータのサーベイである。ここではChenらが報告している6弗化硫黄の解離共鳴電子捕獲におけるレーザー光照射による光増感の新しい知見にもとずき、放電中のDイオン増加方法への適用につき概説した。中性化については、相互中性化と光電子脱離についてまとめた。
中井 洋太; 左高 正雄*; 白井 稔三
JAERI-M 8849, 55 Pages, 1980/05
この報告書は、He、HeおよびHeとH、H、およびHeの電荷移動断面積のデータ(実験値)を収集したものである。このデータ集は上述の過程の1979年末までの数値表として発表された結果のものであり、断面積の値を入射エネルギーの函数としてグラフおよび数値表として文献リストとともにまとめた。
中井 洋太; 織田 暢夫*
日本原子力学会誌, 22(5), p.281 - 288, 1980/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Nuclear Science & Technology)核融合の研究開発で、原子分子過程とそのデータの重要性が強く認識されてきている。そして最近では核融合の立場から見た原子分子過程の研究が盛んに行れるようになったが、本稿では関連した過程のうち代表的なもの、とくに注目をあびている核融合プラズマ中での不純物問題を中心にして、必要な原子分子データの現状、解決されなければならない問題点などについて解説を行う。
龍福 廣; 渡辺 力*
Atomic Collision Res.in Jpn.,Prog.Rep., (4), p.36 - 38, 1978/04
電荷移動過程O+H(1s)O+Hに対する断面積を0.025~200keV-amuのエネルギー範囲について計算した。計算方法として、動的分子軌道を基底とするS-マトリックス形式化による方法を用いた。S-マトリックスの評価においては、「ユニタリー化DW法」と「吸収モデル化法」の二通りについて検討し、前者が妥当な方法であることが分かった。計算結果は中高エネルギー領域において極めて妥当であり、本法が有効であることを示した。
龍福 廣; 渡部 力
Phys.Rev.,A, 18(5), p.2005 - 2015, 1978/00
電荷移動過程O+H(1s)O+Hをエネルギー範囲0.025~200keVで、動的原子軌道を基底とするS-マトリックス形式により取り扱った。S-マトリックスの計算には、ユニタリー化モデルと吸収モデルの二つの極端なモデルを用いた。断面積の数値計算結果には0.5keV/amu以上のエネルギー範囲において両者の間にほとんど差はなく、0.5keV/amu以下のエネルギー範囲で最大2倍の違いがあった。これらの結果から、本計算法は、従来の方法では精確な計算が出来なかった10keV~100keV/amuのエネルギー範囲で妥当な結果を与えることが分った。